汐留パナソニック美術館にラウル・デュフィ展を見に。
絵画とテキスタイルという事で、絵画だけでなく絹織物も数多く見られました。
デザイン原画に仕様書、実際にテキスタイルとして制作されたものも興味深かったです。

今回はアパレルデザイナーとテキスタイルのお仕事という二人共プロの方々が ご一緒だったので、ちょっとしたお話しを伺いながら見て回るのはとても楽しかったです。

木版に使われた木型模型。インクジェットプリントが主流の現在から見ると職人仕事ですよね。
木型を見ていて思い出したのが、インドのジャイプールで行ったanokhi博物館。ブロックプリントの職人さんの実演をじっと見てました。頭の中に図案が入っていて、正確に図柄と色を重ねて行く工程に見入ってました。

デュフィの色彩の綺麗さは知ってましたが、重要な主題の一つとして音楽があるとは今回初めて知りました。音色といった実体がないものの表現として色彩が大きな影響を与えてるようでした。